2007年08月29日
『闇の職安』
犯罪の温床として考えられている、『闇の職安』。
匿名で商談ができ、お互いがお互い個人情報をさらすことがないので、
ますます犯罪に発展する可能性は高くなる。
それより依頼者が10000人近くいると言うことが問題と思います。
いち早く撲滅できるように対応を進めてほしいと思います。
■高い匿名性 罪問えない「書き込み」
死体遺棄容疑で逮捕された3人の男は、携帯電話のインターネットサイト「闇の職業安定所」を通じて、犯行グループを組んでいた。このような「闇サイト」は高い匿名性から「犯罪の温床」と指摘されているが、犯罪の依頼や請負の書き込みそのものを取り締まり対象とすることはできず、同様の犯罪は全国で後を絶たない。
闇サイトは「闇の職安」「裏の求人情報」などと呼ばれ、携帯電話やパソコンのインターネットから簡単にアクセスできる。あるサイトには、「高額報酬 日当3万?」「殺◯、誘◯、10?、即可能」などの請負案内が並ぶ。依頼、請負とも互いの氏名など個人データは一切知られずに「商談」が可能で、今回の犯人グループも互いに偽名を名乗り、他のメンバーの素性をまったく知らなかった。
≪閉鎖と新設≫
「闇サイト」は約2年前から目立ち始め、閉鎖と新設を繰り返し、実際に重大な犯罪に悪用されるケースも目立ってきた。
平成15年10月、東京都中央区の会社経営の男性が刺された事件。犯人の少年の「仕事を探している。何でもやります」というネットへの書き込みを見た男性が、借金苦から、保険金目当てに自らの殺害を少年に依頼した嘱託殺人未遂事件だった。
また、17年9月には「闇の職業安定所」に都内の内装業の男が「短期間で高収入、リスクはあるが1回で40万円」と書き込み、強盗の仲間を募集。応募してきた2人と一緒に金券ショップに押し入り、現金約257万円を奪った。
≪依頼は9439件≫
闇サイトなどの犯罪増加を受け、警察庁は監視体制を強化。昨年6月に「インターネット・ホットラインセンター」を設置、一般ユーザーから通報を受けている。
同センターは、開設から1年間で、氏名や住所を特定して殺人を依頼するなど、9439件の「違法情報」を受け付けた。同センターの要請で約74%が削除されたが、「なかなか削除に応じてもらえないサイトの管理者もいる」という。
捜査当局では「犯罪を請け負う書き込みそのものは罪に問うことはできず、殺人依頼も、住所や氏名など個人が特定できなければ犯罪と認定することはできないため、捜査は後手に回らざるを得ない」としている。
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